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安心・安全で豊かな社会を目指して

移動体による新価値創造への取り組み

私たちは、移動体技術を活用して「安心・安全な社会」の実現に貢献することを目指しています。

具体的には、車載カメラと画像解析技術、そしてAIを組み合わせたシステムを研究開発しました。このシステムは、移動体の動きを検知し、潜在的な危険を早期に警報を発することで、道路交通における安全性を高めるものです。

また、このシステムはロードサービス事業者向けに設計されており、従来必要だった作業の人手を省力化し、より迅速かつ安全な対応を可能にします。これにより、作業現場でのリスク低減と効率化を同時に実現しました。

高速道路では、多くの自動車がハイスピードで行き交っています。不意に飛び込んでくる車両による事故を防ぎ、事故の当事者、走行するドライバー、そして作業にあたる作業員の安全確保を行うことが重要です。

従来、高速道路での作業においては、標識装置の設置や後方警戒車の配置、作業車両と隊員・後方警戒車と隊員の2車2名体制で対応するなどの安全対策を行っていました。しかし、地域によっては夜間に2台目の後方警戒車をすぐには手配できず、想定以上の時間がかかってしまうことなどもあります。

私たちのシステムは以下の価値を提供します:

・作業員の安全確保
事故現場で作業にあたるスタッフを、接近する車両から守ります。後方300mの距離で接近車両を検知し警報を発することで、危険を事前に回避する仕組みを実現しました。

・作業効率の向上
従来の2車2名体制を1車1名体制にすることで、省人化を実現。さらに、複数現場の同時対応も可能になり、迅速なサービス提供が可能です。

従来は、後方警戒車の手配が難航する場合もありましたが、このシステムを活用することで、対応の遅れを防ぎ、夜間や地方エリアにおいても一貫した安全性と効率性を提供します。

後方検知システム.jpg

AIモデルにより車両を検出。後方からの接近車両のみ通知。

私たちは、これまでに蓄積してきた移動体技術をさらに発展させ、自律走行技術の研究を進めています。これにより、移動体の安心・安全性を高め、社会全体により豊かな生活をもたらすことを目指しています。

技術革新を通じて「生活が変わる喜び」と「安心して暮らせる社会」を実現することで、未来には、より多くの方々に安全で快適な移動体験を提供し、交通インフラ全体の効率化と事故防止をリードする存在でありたいと考えています。

事例:後方警戒装置

高速道路での路上作業では後続車に追突される危険がある。後方警戒車の代わりになる対策として、AI画像解析、独自機能を搭載した後方接近車両検知システムを提供。

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